QMLでユーザーインターフェースを作る

私達が作ろうとしているのは、読込、保存、いくつかのテキスト操作の実行をする簡単なテキストエディタです。 このガイドは2つの部から成ります。第一部では、アプリケーションのレイアウトと振る舞いの設計をQMLで行います。そして第二部では、ファイルの読み込みと保存をQt C++で実装します。そのために、 Qtのメタ・オブジェクトシステム を使って、C++の関数を QMLオブジェクト型 のプロパティとして公開します。QMLとQt C++を利用して、私達はアプリケーション・ロジックからインターフェイス・ロジックを分離することが出来るのです。

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完全なソースコードは examples/quick/tutorials/gettingStartedQml ディレクトリにあります [*] 。 最終的なアプリケーションがどんな感じか見たければ、 テキストエディタの実行 までスキップしてください。

このチュートリアルのC++の部分は、読者がQtのコンパイル手順の基本的な知識を有していることを前提としています。

文法や機能といったQMLについての情報は、 The QML Reference に含まれています。

[*]訳注: Qtディレクトリの。